埼玉東部エリアで58年。越谷市・草加市・春日部市・三郷市のお葬式・家族葬なら東冠
ご先祖様が帰ってくると言われているお盆。
帰省をして、お墓参りをしたり、自宅でお供えや提灯をともしたりといった夏の風物詩でもありますが、実は地域によってお盆の時期に違いがあることをご存知でしょうか?
今回の記事では、埼玉エリアのお盆の時期について、また故人様がお亡くなりになられてから、四十九日の忌明けはじめてのお盆「新盆・初盆」をお迎えする際に知っておきたいポイントなどをご紹介します。
目次
お盆の時期パターンは主に2つ。
7月のお盆を新盆(7月13日~16日)、8月のお盆(8月13~16日)を旧盆のいずれかとなります。
東京や神奈川県、北海道の一部や石川県金沢市、静岡県の都市部などでは新盆。
北海道や東北、新潟県、長野県、関西地方など、全国的に一般的なのが8月の旧盆となっています。
新盆・初盆では、僧侶や親族、故人と縁の深かった方々を招いて法要を行います。
そのため、事前にご準備されることで、気持ちに余裕をもって故人様・ご先祖様の供養ができるでしょう。
初盆・新盆は、故人様がお亡くなりになられてから、四十九日の忌明け後に初めて迎えるお盆です。
そのため、故人様の命日によって初盆が今年になるのか、来年になるのか変わってきます。
たとえば、故人様がお盆の数日前にお亡くなりになった場合には来年になります。
四十九日とお盆の日にちが近い場合はどうでしょうか?
このケースでは地域・風習、家の考えによって、翌年に初盆として行うか、初盆と四十九日の法要を同時に行う場合もあります。
地域・お家・お寺と相談をしながら、初盆の日程を考えて行きましょう。
寺院への連絡
当日は僧侶に読経をしていただくため、僧侶に連絡し予定を確保しておく必要があります。
法要の予約は、おおよそ予定の2か月前からが目安です。
お盆の時期は、お寺も忙しいので早めの連絡を心掛けましょう。
参加者への通知
初盆は親族やごく親しい方のみで行います。
時間と場所をお伝えし、法要への参加の有無を確認します。
料理やお返しの準備を見据えて、電話や往復はがきなどで参加の確認を取られると良いでしょう。
会食場所、料理の手配
自宅にするのか、料理屋で食事をするのか、会食場所を決めます。
自宅で会食をする場合には、自分たちで食事を用意するのか ・ 仕出し弁当などを注文するのかを検討します。
準備の負担を少なくしたいのであれば、法要を行う会場の近くや法要を行う会場にスペースを提供してもらうか、会場に近い料理屋を選ばれるのも良いでしょう。
僧侶の会食への参加の可否まであらかじめ確認しておきましょう。
盆棚、お供え物(お供物)の手配
初盆では、仏壇とは別に、先祖の霊や魂を迎える盆棚(精霊棚)を13日の朝までに作り、
そうめんや水、季節の果物や個人の好物などをお供えし、茄子で作った牛 や きゅうりで作った馬“精霊馬” を飾ります。
「 ご先祖の霊が牛に荷物を引かせて、馬に乗って行き来する 」という意味が込められていて、ご先祖の乗り物として、用意して飾られるものです。
返礼品の準備
1,500円〜3,000円程度 の予算で タオル や お茶菓子 、 お茶 などの返礼品を用意しておくのが無難です。
法要、会食の後にご親族様に返礼品を渡しましょう。
参列いただいた方の香典が、想定していた以上に高額であれば、後日頂いた香典の1/2程度になるよう、カタログギフトや高級ギフトなどを追加でお送りします。
ご先祖様の魂が帰ってくる1年の中でも特別なお盆。
埼玉エリアでは8月をお盆のシーズンとしているエリアがほとんどです。
故人様がお亡くなりになってから初めて迎える初盆・新盆は、ご遺族様にとってなお特別なものとなりますよね。
お盆の時期には僧侶の方も忙しく、また初盆にむけてご遺族様側で行う準備も多々ございます。
早め早めの準備で、納得の供養を叶えていただき、ご遺族様の深い悲しみが少しでも安らぐ法要となりますように。
血液型 A型
趣味 アウトドア
特技 火起こし