埼玉東部エリアで58年。越谷市・草加市・春日部市・三郷市のお葬式・家族葬なら東冠
「形式や宗教にとらわれずに、故人様やご遺族様の意見や考えを尊重した葬儀の形を希望したい」
埼玉の葬儀社「東冠」でも、そういったご相談を承ることが増えてきました。
たとえば、「故人様らしい、明るい笑顔でのお別れをしたい」「故人様の生前にすきだった曲や思い出の曲とともに見送ってあげたい」そんなご希望がある喪主様には音楽葬も選ばれています。
この記事では、創業55年、地域の葬儀社としてお引き立て頂いております埼玉の葬儀社「東冠」だからこそお伝えできる音楽葬の定番曲や、アイデアなどをご紹介して参ります。
目次
音楽葬は、葬儀の際に故人様の生前に好きだった曲や、ご家族との思い出の曲、故人様の故郷を思い出されるような曲など、思い入れのある曲を流すことのできる葬儀形式です。
音楽を流すことで故人様との思い出や人柄、こんな事もあったなと思い起こされるため、参列者の記憶に残りやすく、故人様に想いを馳せることのできる葬儀形式であることから人気が高まっています。
費用については、どのような規模・音源をご希望されるかにもよりますが、40〜100万円の範囲のケースが多いです。
音楽のかけ方は様々です。
・合唱の手配
・ピアノ演奏の手配
・CDを流す
・バンド(とてもカジュアルな音楽葬をご希望の場合に、ロックバンドによるライブなど)
・生演奏(10~20名によるオーケストラ演奏)
・太鼓や笛などの和楽器(1~3名による琴や太鼓・笛などを使った演奏)
音楽葬に際して、どのような曲が選ばれているのでしょうか?
また、音楽葬の際に、気を付けたいポイントがあるのかどうかも併せてご紹介していきます。
ご自宅や葬儀会場での無宗教葬(自由葬)であれば、基本的にどのような曲を流しても自由です。
まれに葬儀会場によっては音楽葬を受け付けていない会場もありますので、ご注意下さい。
音楽を流すことを禁じていなくても、騒音の問題で大きな音量は不可の会場もあります。
スピーカーからCD音源を流すだけなら多くの会場で可能でしょうが、バンドやオーケストラの生演奏は対応できない会場も考えられます。
宗教によっては音楽葬を禁止または推奨していない宗教もありますので、所属している宗教・宗派へ葬儀中に音楽を流しても良いのか確認を取りましょう。
宗教層の場合でも、故人の希望した曲や遺族が指定した曲を数曲流すのは許容される場合もあります。
遺族や親族の理解も必要
著名なミュージシャンや音楽家であれば、音楽葬もスムーズに受け入れられるでしょう。
ただし、故人が音楽好きだった、といった場合は遺族や親族の理解も必要でしょう。
喪主だけが音楽葬を主張、そのまま開催した結果、遺族間で不和が生じてはせっかくの葬儀も台無しです。
音楽葬を行ううえでもっとも注意すべきなのが著作権の許可です。
葬儀会場などの施設での音楽葬ですと、音源への著作権でトラブルが生じる可能性があります。
CDやインターネット配信の音源につきましては、一般社団法人日本音楽著作権協会(JASRAC)に使用料を支払う必要があります。
JASRACと葬儀社との契約があるかによって、音源を使えるかどうか変わってきますので、音楽葬をご希望の際には、事前に葬儀社に確認を取ると良いでしょう。
施設や店舗で、著作権のあるCDやインターネット配信の音源を流す場合、著作権の許可が必要です。
著作権の許可は生演奏でも必要となります。
例えば、ピアニストを呼んで著作権のある曲を演奏してもらっても許可が必要です。
これは私的な理由でも同様で、家族葬のような小規模なものでも必要となります。
まず、自宅葬であれば、著作権問題は発生しません。
これは、自宅で音楽を流すことで、営利目的ではないと判断されるためです。
また、著作者が死後50年経過した作品は著作権の許可が不要です。これは音楽の著作権が作者の死後50年で消滅するからです。
例えばバッハやモーツァルト、ベートーヴェンらが作曲した、クラシックなどは許可不要となります。
一方で現在でも活躍している作曲家やミュージシャンの曲、死後間もない場合などは著作権の許可が必要です。
喪主として音楽葬を選択し、他の遺族や親せきも了承してくれたとして、音楽葬はまだまだ一般的ではありません。
参列者も香典や服装など、どうしたらよいかわからない場合もあるでしょう。
そこで主催者から参列者への連絡を念頭に、音楽葬のマナーについてまとめてみました。
香典は基本的に他の形式の葬儀と変わりありません。香典の金額も一般的な葬儀と同様です。
音楽葬とするのは故人や喪主の意向で行なわれるため、それによって香典の額が変動すると参列者は混乱してしまいます。
とはいえ、「香典は持ってきてください。」とは主催者側からは言いにくいものです。
問い合わせがあった場合に、通常の葬儀と同様の旨を伝えればよいでしょう。
服装も他の形式の葬儀と変わりありません。
ただ、主催者側から参列者に対し「葬儀は平服でお越しください。」と連絡する場合には注意が必要です。
通常「平服」といえば普段着を指す言葉ですが、葬儀の際は礼服や略喪服を指す場合があります。
服装についても誤解のないよう、通常の葬儀と変わらない旨を伝えましょう。
葬儀が多様化したとはいえ、音楽葬はまだ頻繁に行われるものではありません。
このため、音楽葬を営むには、葬儀社の協力や理解が不可欠です。
ではどのような葬儀社が音楽葬に適しているのでしょうか。
音楽葬を行うために葬儀社に求めるものを考えてみましょう。
「当社では音楽葬を開催したことがありません。」では、その葬儀社で行うのは難しいでしょう。
葬儀社に音楽葬を営んだ経験が必要です。音楽葬は音を伴う葬儀形式のため、一般的な葬儀の注意に加えて騒音に対する配慮が必要となります。
音楽葬の経験やノウハウがあるのか、最初に確認しましょう。
最近は葬儀場で葬儀を行うことも増えました。
葬儀場の防音性能があれば、少々音を出しても大丈夫です。
ただ、その時間の葬儀が複数あるような大きな会場では、他の会場からクレームが来ることも考えられます。
また、自宅葬でCD音源を流す程度ならばともかく、音量が大きくなるようだと騒音対策が必要です。
会場の防音性や防音対策がどのようになっているか、確認しましょう。
「音楽葬を希望しているけれども、具体的にどんな曲が良いのか…」
クラシック好きな故人だったのに、ロックを流すのは故人を偲ぶにはふさわしくありません。
音楽のジャンルは多岐にわたり、その中でも好みが分かれるのが音楽へのこだわりです。
もし迷った場合には、次のポイントを考慮して選曲されてみて下さい。
故人様が生前好んで聞いていた曲や、好きでよく口ずさんでいた曲、ご家族様との思い出エピソードにまつわる曲、大切な記念日にふと流れて来て思い出深い曲など。
故人様を思い偲ばれる曲を選ばれる方が多いです。
故人様の遺品から音源を探してもよいでしょう。
アマチュアでも音楽活動をしていれば、その際の映像や録音が残っている場合もあります。
音楽仲間に聞いてみるのもひとつの手です。
「故人様が生前から、音楽葬では○○の曲をと希望していた」など、故人様きってのご希望の曲をお選びになる喪主様もいらっしゃいます。
希望を聞くのは生前でないと無理なので、あらかじめ聞いておくことが必要です。
亡くなる間際では難しい場合があるので元気なうちに話しておきましょう。
生前のふとした会話から、こうした希望を聞ける場合もあります。
バックグラウンドに音楽があると、無音の葬儀よりも感慨深いものになって、思い出に残るといった声も多く頂戴しています。
葬儀の際にどのような曲が定番として掛けられているのか、また、埼玉の葬儀社「東冠」スタッフが「素敵だな」と感じた曲目などをご紹介させて頂きます。
G線上のアリア
ラプソディー・イン・ブルー
ノクターン第2番
亡き王女のためのパヴァーヌ
オンブラ・マイ・フ
弦楽セレナード第3楽章
愛の夢第3番
ピアノソナタ「悲愴」第2楽章
フォーレ《レクイエム》
ベートーヴェンの弦楽四重奏
Mr.Children 花の匂い
涙そうそう
いきものがかり ありがとう
コブクロ 蕾
ハナミズキ
久石譲作曲 おくりびと
秋川雅史 千の風になって
石原裕次郎 わが人生に悔いなし
かぐや姫 神田川
中島みゆき 時代
谷村新司 昴
美空ひばり 川の流れのように
山口百恵 いい日旅立ち
川の流れのように
美空ひばり リンゴ追分
ビートルズ イエスタデイ
L・ローゼンマン エデンの東
ジョン・ニュートン アメイジング・グレイス
ハロルド・アーレイン オーバー・ザ・レインボー
ニュー・シネマパラダイス
フランク・シナトラ マイ・ウェイ
リー・ハーライン 星に願いを
上記でご紹介した他にも、ジャズやリズム&ブルース、ロックなど様々な音楽が選ばれています。
音楽葬をご検討の際には、埼玉の葬儀社「東冠」にご相談くださいませ。
音楽葬では、音楽と故人様との思い出が結びつき、より一層感慨深く思い出に残るお別れを実現して頂けるでしょう。
しかし自由葬の1つでもある音楽葬だからこそ、「思い描いている葬儀を実際に形にするために何をすればよいのか分からない」など自由葬だからこそのお悩みも出てくることと思います。
そんな時には、遠慮なく埼玉の葬儀社「東冠」まで、お見積もりや葬儀の内容など、お手伝いをご希望の際にはご相談下さいませ。
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