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葬儀社が解説!【副葬品】棺の中に入れて良いものと入れてはいけないものは?

「お葬式で故人様への手向けのお品として家族との思い出のあるアイテムや、故人様が生前から大切にされていたものなど、棺の中に入れたい」
実は、棺の中に入れてもよいものもあれば、避けていただきたいものもございます。
この記事では葬儀社が、副葬品としてどのようなアイテムが適しているのかについてご紹介して参ります。

東冠では葬儀についてのアドバイスや、納得のいくお葬式にしていただくために、事前相談をお薦めしておりますので、お気軽にご相談ください。
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副葬品とも言われる 副葬品の歴史について

故人様の棺の中に入れるもの、故人様と一緒に埋葬するものを「副葬品」と呼びます。
副葬品の風習は長く、日本では古墳から、世界でも、たとえばエジプトではピラミッドの中から発掘されていますし、中国では秦の始皇帝の兵馬俑も副葬品として有名です。
古来の副葬品は、故人の死後にあの世でお金に困らないように納められたり、故人の復活への想いを込めたりしたものだったと言われています。
現代の副葬品の意味は古来のものとは少し違い、旅立つ故人への手向けの品としての意味合いが強いものとなっています。
故人様にまつわる思い出の品や、お写真、お手紙などを納めるご家族様が多いです。

副葬品として棺に入れて良いもの

副葬品として棺に入れて良いもの

副葬品のアイテムは、一般的に火葬に差しさわりのない「燃えやすいもの」であれば問題ありません。
次のような品々が副葬品として納められています。

・お手紙や寄せ書き
ご家族や親族様から、最後に故人様に伝えたい気持ちをしたためたお手紙や寄せ書き、故人様が生前から大切にされていた思い出の手紙をあの世にも持っていけるようにと棺に入れられる場合も多いです。

・お花
故人が好んでいた花や育てていた花があれば、ぜひ入れてあげましょう。

・お菓子やタバコなどの食品
故人様が生前にお好きだったお菓子などの食品を入れるのも問題ありません。きゅうりのお漬物や好きだった果物類を納められたケースもございました。
ただし、不燃物であるプラスチックや、お酒の瓶などガラスでできているもので包装された食品類は入れられませんので、中身を取り出して納めるなどの工夫が必要になります。

・お気に入りのお洋服類
故人様が気に入っていた衣類、着物などは、少ない枚数であれば入れることができます。
ハンカチや帽子など服飾小物なども可能ですが、金属やプラスチックの飾りがある場合には外していただく必要がございます。

・千羽鶴や朱印帳
どちらも死後の幸福を願う意味を込めて納められるものです。
千羽鶴はあまりに量が多いと火葬の妨げになってしまうため、火葬場によっては禁止しているところもございますので、事前にお確かめいただくと良いでしょう。

・故人様の趣味にまつわるもの
読書がお好きでしたら、愛読書(ただし分厚いものは入れられません)、試合で着ていたユニフォーム、楽器を演奏されていた肩であれば楽譜など、燃えやすい物を選ぶようにしてください。

副葬品として棺に入れてはいけないもの

それでは次に、副葬品として棺に入れられないものについてご紹介して参ります。
一般的には不燃物として分類される、ビニール・プラスチック・ガラス・金属・発泡スチロールのものは入れられません。
不燃物でなくても、副葬品として入れない方が良いと言われているものもありますので、確認して行きましょう。

メガネ、結婚指輪、腕時計など

金属やガラス類は完全に燃え切らないことも多く、溶けて遺骨を汚してしまう他、火葬炉の故障につながる危険もあるため入れることができません。
火葬後、遺骨とともに骨壺に納めるなどの方法を取ると良いでしょう。

革製品やビニール製の洋服・靴

革やビニールは燃え残りやすく、溶けて遺骨に付着することも。
また有毒ガスが出ることもあるため、棺には入れられません。

食べものや飲み物でも缶・プラスチック・ガラス容器に入っているもの

一升びんやビール缶などは燃えないため棺に入れられません。

紙幣・硬貨

硬貨は金属であるため燃やせませんし、また硬貨や紙幣などのお金を燃やすことは法律で禁じられています。

分厚い書籍

分厚い本ですと燃えにくく、大量の灰がでることから、灰をかき分けて遺骨を拾わなければならない状態になりかねません。
そのため、必要なページのみを切り取るか、アルバムの中の写真だけ取り出すなどの工夫をして入れると良いでしょう。

ゴルフクラブや釣竿

燃えない金属や、火葬炉の故障を引き起こすカーボンなどが部品になっているため、棺には入れられません。
木製のものもございますが、大きく燃えにくいため火葬場によっては禁止されていることもあります。

水分をたっぷり含んだスイカやメロン

スイカやメロンといった大きさもあり水分も多い食べ物は、燃焼の進行を遅らせてしまう可能性があることから副葬品として認められないケースがあります。
どうしても故人様の生前の大好物で入れたい場合には、乾燥させたものを入れたり、写真に撮って入れたりする工夫で対応されることもご検討くださいませ。

心臓ペースメーカー、スプレー缶やライター、電池などの爆発の可能性があるもの

火葬中突然爆発する可能性があり、副葬品として認められていません。

生きている人が写っている写真

生きている方のお写真を一緒に入れてしまうと「一緒にあの世に連れて行ってしまう」という俗説もあります。
故人様がお一人で映られているお写真や、風景の写真などを選択してください。

まとめ

故人様を送り出す手向けのお品としての副葬品。
様々なルールがありますが、基本的に燃えるもので、爆発などの危険がないもの、有害物質を発することないものであれば、副葬品として認められることがほとんどです。
納棺の儀式の流れや副葬品についてご不安な点などございましたら、遠慮なく埼玉の葬儀社「東冠」までご相談ください。
ルールの範囲で悔いなく故人様と丁寧なお別れができるよう、全力でサポートをさせて頂きます。

納得のいくお葬式にするために、事前相談をお薦めしております。

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