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コロナの影響で葬儀に参列できない時…参列辞退のマナーについて

まだまだコロナ感染が危惧されるなか、突然の危篤や葬儀のご連絡。
親族の葬儀や法事に欠席してもいいのか、悩ましいところです。

2022年10月より、新型コロナウィルスの感染拡大防止対策として行われてきた行動制限や、飲食制限が緩和されました。
これにより、2年ぶりにイベントが復活するなど、コロナが流行する前の生活が戻ってきつつあります。
しかし、感染が完全に終息したわけではありません。
医療従事者をはじめとして、まだ厳しい行動制限を行っているところもあるでしょう。
葬儀は、さまざまな方が集まってしゃべったり飲食したりするため、どうしても感染リスクが高まります。
「かといって、葬儀に出席しなければ不義理になってしまうのではないか」と不安に思う方もいるでしょう。
このコラムでは、新型コロナの感染予防を理由に葬儀を欠席する際のマナーについて解説します。

現在の葬儀場の状況など知りたい場合は東冠まで直接お問い合わせいただければ担当者より説明をさせていただきます。
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コロナを理由に葬儀や49日などの法事をお断りしても良い?

コロナを理由に葬儀
誰が感染者か目に見えて分からない新型コロナウイルス騒動の中、たとえ家族葬であっても、感染リスクを100 %抑える事はできません。
新型コロナウイルスが流行し始めて3年を超え、ワクチン接種などの対処法も浸透してきました。
しかし、前述したようにまだ感染が完全に終息したわけではありません。
クラスター(集団感染)も頻繁に発生しています。
小さなお子様がいらっしゃる方やご家庭、医療従事者の方、持病持ちの方、体調がすぐれずに不安な方、新型コロナウイルス拡大を危惧していらっしゃる方。

葬儀に参加したくても、後ろ髪を引かれるような思いで葬儀をお断りしようかとご検討中の方もきっといらっしゃるでしょう。
このご時世「自身で自分の健康管理に責任を持つ」、「自分だけでなく、身近なご家族や友人の健康もあなたの行動が左右する」というのは言われるまでもありません。

ですから、本当は参列したい(すべき)お葬儀であっても、新型コロナウイルスを理由に辞退するというのは致しかたのないことです。
ですが、その意思決定を私たちがする事はできません。

また、故人様とのご関係(とてもお世話になった、生前あまり良い関係ではなかった)・両親や祖父母など近しい間柄であるか参列する・しないを決められている方もいらっしゃいます。

ですが、本来葬儀に参列した方が良いと言われる間柄であっても、この状況下で参列をお断りすることは間違いではありませんし、本当のところ誰も良い・悪いなど決めつけることはできないのです。

ですから、万が一「今回は辞退を」と決断されるのであれば、きちんと誠意が伝わるようマナーを抑えて参列辞退をしたいものです。
具体的に、どのように参列辞退の意思を伝えれば良いのか、見ていきましょう。

新型コロナウイルスを理由に参列を遠慮するときの伝え方

遠慮するときの伝え方

参列を遠慮する際の連絡手段について

葬儀や法事への参列を遠慮する場合は、遅くとも前日までには連絡するようにしましょう。
葬儀は慶事のように出欠を確認することはありませんが、法事は事前に出欠の打診があるはずです。
また、葬儀や法事に出席するのが当然の立場だった場合、無連絡での欠席は遺族の心象を悪くする恐れがあります
可能であれば、顔を見て直接伝えるのが良いですが、難しい場合もあるかと思います。
無理な場合は、電話を使ってください。
「連絡時に欠席の事情をお話しなければ」と、どこまで説明をすればよいのか分からないという方もいらっしゃいますよね。
基本的には、親族のお葬儀であれば参列辞退の内容をきちんと伝えた方が、後になって変なわだかまりに繋がる事態を避けられます。
それ以外の間柄であれば、欠席の理由をお相手にはっきりと伝える必要はありません。
「やむを得ない事情があり」といったように、婉曲した表現を使いましょう。

なお、LINEをはじめとするSNSやメールはよほどの理由がない限り避けましょう。
軽い感じになるほか、葬儀や法事前は遺族がとても忙しくなるため、メールやSNSを長時間確認できないこともあります。
後からSNSやメール気がついた遺族に気を遣わせてしまうこともあります。

もし、遺族が忙しくほかの人に電話などで取り次ぎを依頼する場合は、自分の名前を名乗った後、故人との続柄を告げておくと間違いがありません。
また、名字だけだと別人と勘違いされる恐れもありますので、フルネームを告げましょう。

伝え方の例文

・本来ならすぐにでも駆けつけるべきところ、止む負えない事情にて(都合がどうしてもつかず)欠席させていただきます。お伺いできず、申し訳ございません。

・○○さんを直接お見送りしたかったのですが、体調がすぐれず万が一を考え今回は欠席させて頂きます。

・○○さんを直接お見送りしたかったのですが、家族内に持病持ちの祖父母がおりまして、万が一を考え今回は欠席させて頂きます。

・職場の環境を建前にする
職場の決まりにより、多人数での会合に参加することができません。誠に申し訳ありませんが今回は欠席させていただきます。

葬儀に参列せずとも弔意を伝えることはできます

親類やお世話になった方には、葬儀に出席しなくても弔意を伝えたいと思うことでしょう。
「葬儀に出席しないとお別れの気持ちを伝えられない」といったことはありません。
出席意外の方法でも、マナー違反にならずきちんと誠意を持って最後のご挨拶をすることができます。
その方法について、ご紹介してまいりますね。

その1:弔電を送る

弔電は葬儀や法事に参加できない方が弔意を伝える代表的な手段です。
参列できない場合に、弔電を打ち、遺族や故人への弔意をお伝えします。
NTTや日本郵政をはじめとして、多くの会社が弔電配送のサービスを行っています。
基本的に24時間365日受け付けてもらえ、特定の時刻までに申し込めば即日配達ができる業者もあります。
シンプルに弔意を伝えるだけのものから、押し花付、枕花付、蒔絵仕立てなど種類も豊富です。
お線香や枕花付の弔電を送る場合は、事前に遺族に連絡するとスマートに受け取ってもらえます。
弔電は葬儀式の中で読み上げられるケースがほとんどですが、弔電があまりに多く届いた場合には読み上げずに供えられるだけの場合もあります。故人と特に親しかった場合や、立場上出席するのが当然の葬儀や法事の場合は、遺族に依頼して弔電を読み上げてもらうことも可能ですが、無理強いをしてはいけません。
訃報のお知らせを受けてから早急に準備をすすめ、葬儀や告別式、法要がおこなわれる場所に届くよう手配しましょう。申し込みは電話だけでなくインターネットでも可能です。
メッセージはオリジナルの文面を入れることも、業者が用意したテンプレートから選ぶこともできます。
オリジナルメッセージを送るなら、内容はエピソードや故人への気持ちを入れたものにすると、より気持ちが伝わりやすいでしょう。宗派によっては使用できる言葉に制限がありますので、ご注意ください。

その2:香典

弔意を表すもう一つの方法が香典です
お葬儀に欠席したとしても、香典は必ず用意します。
郵送してもマナー違反ではありませんが、参列できる方に香典を代理で渡してもらう方法が安全です。
表書きには自分の名前をフルネームで書いた後「代」を、妻に代理人を頼む場合は「内」と記してください。
代理人を立てることができない場合は、郵送になります。
郵送する場合は、必ず現金書留で送ってください。
普通郵便やレターパックで送ると事故があったさいに取り返しがつきません。
現金書留で送り、忙しい葬儀当日を避けて1:自宅を配送先に指定、2:葬儀当日ではなく遅れて届く旨を伝えるといった遺族への配慮をして送ってください。
一筆箋にメッセージを添えると、より弔意が伝わるでしょう。
なお、葬儀の宗派は事前に確認しておき、それに合わせた香典袋を用意しましょう。
分からない場合は、全ての宗派で使える「御霊前」の香典袋を用います。

その3:供物・供花・贈り物を送る

枕花、供花、供物なども弔意を現わす贈り物です。
葬儀や法事の場では、お線香や賞味期限が長いお菓子やフルーツなどを贈るケースが多いです。
ただしこういったお香典意外での贈り物は、遺族の性格や関係性によっては負担となってしまう場合もあるでしょう。
遺族の意向で供物や供花を辞退するケースも増えています。
事前に遺族に打診し、許可を得たら贈りましょう。
両方送るか片方だけ送るかは故人との関係性と、施主の方針を伺って決めてください。
また、喪主様のご意向でご香典を辞退する場合は、気後れさせない金額で送ることのできるこういったお供え物が哀悼の意を示す助けとなります。
供物や供花は自分で業者に手配するほか、葬儀社がカタログを用意してくれるケースもあるので、確認しましょう。自分で供物を手配して斎場に贈ると持ち込み料金が必要になる場合もあります。
なお、花や食べ物以外では、仏教式の葬儀を行った場合、供養に長く使えるお線香も喜ばれるでしょう。
遺族の許可が出た場合、故人の好物などを送ってもいいですね。
葬儀に合わせて郵送するほか、後日弔問に訪れたときに持参する方法もあります。

その4:弔問

葬儀に参列できないのであれば、後日改めて自宅にお参りに伺うのも良いです。
葬儀後落ち着いた頃合い49日までに、ご遺族に「お線香をあげに訪問してもよろしいでしょうか」とお伺いを立て、ご遺族の都合の良い日時に参りましょう。
ご遺族は葬儀後も、気持ちの整理をしつつ諸手続きで対応を追われています。
心身ともに負担のとてもかかる時期ですので、ご遺族の事情を最大限に優先したうえで弔問をさせて頂きたいところです。
なお、法事などとは異なり、弔問はいつお参りしても構いません。
四十九日までは、葬儀に行かれなかった方々が弔問におとずれることも多いでしょう。
遺族も弔問客の対応に疲れているかもしれません。
四十九日を過ぎれば、少し落ち着きます。
気のおけない関係であれば、その時期に供物を持って弔問に訪れてもいいでしょう。
故人の思い出話に花を咲かせるのも供養になります。

その5:お墓参り

故人が納骨されたら、お墓参りにいくのも弔意を伝えられます。
四十九日や一周忌法要の後で納骨を行うことが一般的ですが、今は葬儀の後すぐに納骨する事もあります。
また、現在は樹木葬や散骨など、故人が望む方法で葬られることもあるでしょう。

お墓参りを行う場合、遺族に一言断りを入れてください。
昔ながらのお墓なら誰でも事由にお墓参りができますが、室内にあるロッカー式の納骨堂などの場合は、家族以外が事由にお参りできないこともあります。
また、お墓によってはお花や供物を飾っておけないこともあるので、お花や供物を自賛したい場合は、事前に確認してください。

どうしても葬儀に出席したい場合の対処法

葬儀で感染リスクが高まるときは、精進落としの際の歓談です。
大勢の方がマスクを外し、至近距離でしゃべれば飛沫感染のリスクが格段に上がります。
また、最近の建物は気密性が高いので、エアロゾル感染のリスクもアップします。

しかし、逆に考えると葬儀に出席するだけなら、感染リスクはそれほど高くありません。
今は葬儀会館で葬儀を行うのが一般的ですが、公共の建物はしっかりと換気をしています。
ですから、葬儀だけ出席して精進落としを欠席すれば、感染リスクを減らしながら故人を偲ぶこともできるでしょう。

故人の家族や姻族など精進落としに出席しなければ不自然な関係以外は、精進落としを理由を付けて欠席してもマナー違反ではありません。
ただし、遺族に負担をかけすぎてはダメです。
葬儀や法事はただでさえ遺族の負担は大きいので、気を遣わせるようならば潔く欠席してください。

まとめ

大切な人の葬儀や法事の出席を辞退するとなると、申し訳ないという気持ちもあります。
ですがたとえ離れていたとしても故人への想いはきちんと伝えることができますし、この状況下ではマナーを抑えれば決して不快な思いをご遺族にさせてしまうこともありません。

「参列以外の方法で、気持ちを伝えることもできる」ということを、ぜひ心にとどめて置いてください。

納得のいくお葬式にするために、事前相談をお薦めしております。

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