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【男性編】葬儀に仕事時のスーツで出席するのはあり?葬儀の服装マナー

急な葬儀の知らせを受けて、「仕事後にそのまま葬儀に参列しなければいけない」といったシーンに見舞われる方も少なくありません。
そういった際に、「仕事用のスーツであっても黒であれば葬儀に参列してマナー違反にならないのか、喪服でないといけないのか」と考えてしまうものですよね。
この記事では、葬儀に参列する際のスーツに関するマナーや選ぶべきスーツについてご紹介して参ります。

スーツの選び方の他にも東冠では納得のいくお葬式にしていただくために、事前相談をお薦めしておりますので、お気軽にご相談ください。
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葬儀に仕事用のスーツで参列はマナー違反?

葬儀に仕事用のスーツで参列はマナー違反?

結論から言いますと、お通夜であれば平服、つまり仕事用のスーツでも問題ありません。
お通夜に喪服を着ていくとかえって「用意しておいた」「予想していた」と思われてしまい失礼にあたると言う考え方があるからです。
その際のスーツの色は、濃紺・ダークグレーなどを選び、ネクタイは黒か地味な色を選択しましょう。
急な知らせを受け、お通夜に行くことになったがネクタイが明るい色だったという場合は、紳士服店やディスカウントストアで購入しましょう。大きな駅の売店でもネクタイは販売されています。
会社関係で葬儀に出席する可能性がある場合は、黒いネクタイを1つロッカーに入れておくと何かと便利です。

葬儀・告別式の服装は喪服と言い、喪服は正喪服、準喪服、略喪服の3種類があります。
このうち正喪服は喪主が着用するもので洋装ならモーニング、和装なら紋付袴です。
喪主以外の参列者は正喪服を着用しません。
一般の参列者は、準喪服と呼ばれる慶事・弔事においてもっとも一般的なスーツの着用がマナーとなります。
ビジネス用のブラックスーツと弔事用のブラックスーツでは、黒色の深さと光沢が違います。
喪服では黒色がより濃く、さらに光沢はほとんど見られません。
「ささいな違いで分からないのでは?」と思われがちですが、並べれば一目で違いが分かってしまうものです。
そのため、ビジネスシーンのブラックスーツとは別に、準喪服を用意しておくと冠婚葬祭とどんな時でも安心です。
社会人になったら、準喪服を1着作っておきましょう。
急な葬儀のときなど何かと役に立ちます。

葬儀のスーツ【男性編】の選び方とマナー

社会人として持っておくと良いと言われる準喪服ですが、準喪服はどのようなものが望ましいのでしょうか。せっかく購入してもマナーに沿わない服だと着用できません。
ここからは、冠婚葬祭に使える準喪服とはどんなスーツになるのか、選び方のポイントをご紹介して参ります。

スーツの色について

漆黒のできるだけ濃い黒色のもの、光沢のないマットな生地を選びましょう。
ビジネススーツの黒色とは異なる色のため、多くの人が集まる葬儀場では準喪服かビジネススーツかが判別できてしまいます。
迷った場合は、紳士服店のスタッフに尋ねてください。年齢にあったふさわしい色合いのものを選んでくれます。

スーツのデザインについて

ビジネス用のブラックスーツであれば、ジャケットに(襟や袖口の縁取り)やベント(裾のスリット)が入りますが、喪服ではステッチや裾にベントが入りません。

スーツの柄について(ストライプはNG?)

お通夜に駆けつける場合は、地味な色合いであればストライプなどの柄付きであっても問題ありません。
ですが葬儀・告別式においては柄物のスーツはマナー違反となります。
葬儀のスーツは黒無地一択です。

スーツはシングル・ダブルボタンについて

男性の喪服にはボタンのつき方によって、シンブル・ダブルがあります。
どちらの方が良いのか迷われる方も少なくないですよね。
葬儀には、シングル・ダブルどちらのタイプでも大丈夫です。
シングルはボタンが1列になり、ボタンの数は1・2・3の3種です。
シングルであれば、喪服には2または3ボタンが一般的です。
ダブルの喪服は前にボタンが縦2列並ぶような形となります。

パンツの裾はダブルにしない

シングルやモーニングカットで裾上げするのがマナーです。
カジュアルな見た目となるダブル仕上げは葬儀の席に向きませんのでご注意ください。

葬儀のスーツにベストは着用しても良い?

喪主の場合は正喪服・モーニングコートという、後ろの長い喪服を着用し、内側にはベストも着用します。
ですが、一般の参列者においてはベストをブラックスーツに合わせるのは避けた方がよいでしょう。
なぜならば、ベストはオシャレ着として活用されるものなので、基本的にはお通夜やお葬式に相応しくないと考えられているからです。
また、喪主よりも参列者が格上の喪服を身につけるのは、失礼に当たるため、喪服の格は喪主をはじめとするご遺族様にあわせるように心がけましょう。
会社から数人で参加する場合も、可能ならばスーツの格は揃えることをおすすめします。

シャツの選び方

柄やカラーステッチなどの装飾的なデザインが一切ない、白無地のシャツを選びます。
ボタンの色ももちろん白に統一しましょう。
カフスは着用しても問題ありませんが、シルバーの色に限ります。
襟の形も、ビジネスシーンでは襟が180度まで開いたホリゾンタルワイドカラーなどバリエーション豊富ですが、ストレートかワイドカラーのどちらかにしましょう。
襟にボタンがついている、ボタンダウンの襟もビジネスで着用する人も増えてきました。
ボタンダウンのシャツはカジュアル寄りのシャツであるため、葬儀にはふさわしくありません。

ネクタイの選び方

準礼服で着用するネクタイは無地の黒、弔事用の漆黒のネクタイを必ずご用意ください。
また、ネクタイピンを付けるのは控えた方がよいでしょう。
葬儀の予定がない場合でも、職場のロッカーやデスクに葬儀用のネクタイを用意しておくのもひとつの方法です。
急な葬儀でネクタイの用意がないという場合は、駅の売店、24時間営業のディスカウントストアなどを利用してください。

ベルトの選び方

ベルトも黒で統一します。
グレーや紺のような他の色のベルトだと、喪服の黒との差が目立ってしまいます。
レザーの小物は控えるべきですが、ベルトに限ってはレザーでも構いません。
バックルはシンプルなデザインを選び、色もシルバーのような一般的なものがよいでしょう。

靴下の選び方

靴下は礼装用の黒靴下がよいでしょう。
礼装用がなければ黒色の無地でシンプルなデザインのものを選ぶべきです。
黒以外の色や柄物はマナー違反ですし、悪目立ちしてしまいます。
椅子に座った際に素肌が見えないように丈のあるものを選ぶとよいでしょう。

靴の選び方

靴も靴下と同様に黒が基本です。
ストレートチップという、つま先にまっすぐな横線が入ったデザインが最もフォーマルなデザインとなります。
素材は革が基本ですが、スエードのようななめし革やエナメル、金具がついた靴は避けましょう。
靴のデザインは内羽根がもっともフォーマルです。
内羽根とは、靴ひもを通す穴の部分が、甲の内側に入り込んだデザインのこと。
複数の革靴を持つなら、一足は内羽根タイプを持つとよいでしょう。

コートの選び方

秋から冬にかけての葬儀ではコートも必要になります。
出棺の際には外で見送るのが一般的ですし、屋外で待つ場合もあるのでコートは必携です。
コートはステンカラーコートやチェスターコートといったシンプルなデザインのものがよいでしょう。
ダウンのコートやフード付きのコートは暖かくてよいのですが、カジュアル寄りなので避けたいところです。

準喪服のお手入れ方法

準喪服は、葬儀以外にはほぼ出番がありません。ですから、一度使ったら長期間しまうケースが多いでしょう。
基本的に、準喪服は着た後は季節を問わずにクリーニングに出してください。
夏以外でも、人は汗をかくのでクリーニングを行わずにしまいこんでしまうと、カビや虫喰いが起こりやすくなります。
なお、近年は自宅で洗える喪服も増えています。
喪服のクリーニング代はそれなりにかかるので、自宅の洗濯機で洗えるのはありがたいことです。
しかし、無造作に洗濯機に入れて洗ってはいけません。
喪服のタグを見て洗濯の方法を確かめて指示に従ってください。
また、黒は紫外線に当たると色あせしやすいので、陰干しにします。
湿り気が残っているとカビの原因となるので、完全に乾かしてから不織紙の保護シートにいれたうえで吊して保管しましょう。
たたんで保管しておくと折りシワがついてしまいます。

準喪服の値段の違いについて

準喪服の値段には幅があります。2万円前後で購入できるものもある一方で、10万円近い値段のものもあるでしょう。喪服の値段の違いは、「黒の違い」に現われます。
値段の高い喪服は黒色が深く、シルエットも美しくなっていきます。
喪服単体ではわかりにくいですが,高い製品と安い製品を並べると一目瞭然です。
葬儀には、たくさんの参列者が集まります。
20~30代ならば、お手頃価格の喪服でも特に問題はないでしょう。
しかし、40代以降ならば、安くても4万~5万円代の準喪服でないと、同じ立場の方と並んだときに見劣りがする可能性があります。
準喪服の寿命は10年といわれています。
20代で喪服を購入したら、30代後半になったら高い物と買い替えるといいでしょう。

喪服に流行はあるの?

女性の洋服ほどではありませんが、男性のスーツにも流行があります。10年前の写真を見ると、スーツがなんとなく古くさく感じるのは流行があるせいです。
一方、喪服に流行はありません。
5年以上前の喪服でも問題なく着られるでしょう。ただし、体型の変化には気をつけましょう。
20代~40代は体型の変化が激しい時期です。
体重は変わっていなくても、ウエストがきつくなったりジャケットの前が合わなくなったりするケースもあるでしょう。
体型に合わないスーツを無理に着ていると、想像以上にみっともないものです。
また、葬儀はたったり座ったりと案外動きます。
ボタンがはじけたり破けたりすれば、対処が大変です。
葬儀の予定がなくても、1年に1度は喪服の体型合わせをしてみて、合わなくなったら新調を検討しましょう。
また、自分が喪服を持っていないからと、兄弟や父親から喪服を借りる際も注意してください。
ウエストだけでなく、丈が長すぎたり短すぎたりする喪服も、想像以上にみっともないです。

葬儀用のスーツをレンタルされる方も増えています

葬儀用のスーツをレンタルされる方も増えています

品質・見た目にもよい準喪服を購入するとなると数万円~の予算が必要になります。
葬儀の為だけに購入となると、余裕がない…と言う場合もありますよね。
そういった際に、レンタルと言う手もあります。
大手の紳士服専門店や、礼服専門のレンタル店も。
10万円ほどの喪服でも、8,000円ほどでレンタルできますし、クリーニングなどのお手入れも不必要なので、手軽に用意できる点で注目されています。
準喪服が急遽必要となり、購入する期間やお金に余裕がない時などに活用されてみるのも良いかもしれませんね。

葬儀用のスーツをレンタルするならば店舗がおすすめ

近年は、オンラインで喪服がレンタルできるネットショップも増えています。
オンラインで葬儀用のスーツをレンタルするメリットは、店舗に行く手間が省ける、急な葬儀にも対応してくれるといったものがあげられますが、試着できないデメリットもあります。
社会人なら自分のスーツのサイズはおおよそわかっているでしょうが、メーカーごとにサイズは微妙に異なります。
Aメーカーでジャストサイズだったサイズが、Bメーカーではサイズが合わない場合も珍しくありません。
また、スーツは製品によって微妙に形が異なり、着心地が悪いスーツは長時間着ていると頭痛や肩こりが起こる可能性があります。
このほか、オンラインレンタルの場合は見本と全く違う製品が届くケースもあります。
写真では高級そうなスーツだったのに、実際はペラペラの安価な品が届く恐れもあるでしょう。
店舗ならば実際に試着してレンタルできるので、体にフィットしたものを選べます。
なお、葬儀会社でも喪服をレンタルできるので、身内が急に亡くなって喪服の用意がない場合は、相談してみましょう。
お通夜の前に相談すれば、葬儀のときに対応できるケースもあります。

法事と葬儀用スーツについて

お通夜は平服でも許され、葬儀は準喪服が標準です。では、法事はどうなのか、と疑問に思う方もいるでしょう。
法事には、初七日、四十九日、百か日、1回忌などの種類があります。
現在は初七日、もしくは四十九日までまとめて法要するケースも珍しくありません。
原則として、1回忌までは準喪服を着用してください。
地域によっては四十九日に納骨をすることもあり、その場合の法要も準喪服で参加します。
3回忌以降は略喪服や平服でお越しくださいとご遺族様から告げられることが多いです。
ただし、平服だからといってネクタイやシャツを派手なものにしてはいけません。
ネクタイは紺や黒が基本でつやのないものを選びましょう。シャツは白一択です。

葬儀の持ち物に関する注意点

男性の場合、葬儀への参列は基本的に手ぶらで、数珠や袱紗といった葬儀に必要なもの以外は持ち込みません。
どうしても必要な場合はセカンドバックやポーチなどを用意し、あれこれと持ち込まないようにしましょう。
急な葬儀で仕事帰りに出席しなければならない場合は、葬儀会館のクロークを利用します。
寺院などが葬儀会場の場合、荷物を置ける場所がないかスタッフに尋ねてみてください。
ない場合は、最寄駅が近ければコインロッカーを利用するのがおすすめです。
なお、クロークを利用する場合でも、貴重品の管理は基本的に自分で行います。
葬儀の会場はいろいろな方が出入りするので、置き引きなどの犯罪が発生しがちです。財布やカード入れ、スマホなどの貴重品は着ぶくれにならないように気をつけながら、身につけておきましょう。

バッグの選び方

先ほど触れたように男性の場合はバッグを持たないほうが望ましいスタイルです。
ですが、どうしても必要な場合にはセカンドバッグやポーチがよいでしょう。
色は黒で、光沢や柄のないシンプルなデザインが推奨されます。
ショルダーバッグやリュックはカジュアルな印象があるので避けたほうがよいでしょう。

ハンカチの選び方

ハンカチは白か黒のものが基本で、赤や黄色などの派手な色は避けましょう。
無地のものを選ぶべきですが、派手でなければ多少の刺繡やワンポイントが入っていても構いません。

数珠の選び方

数珠には略式数珠(片手念珠)と本式数珠があります。
本式数珠は宗派に合わせた文字通り本格的な数珠なので、「数珠」といえば略式数珠が一般的です。
略式数珠は宗派にかかわらず使用できるため、急な葬儀などでは略式数珠を用意しておくとよいでしょう。
男性用の数珠の場合は玉の大きさが10mmから12mm程度が多くなっています。
数珠は仏式でしか使わないので、キリスト教式の葬儀の場合は使用しません。

袱紗の選び方

袱紗(ふくさ)とは祝儀袋が破損しないように包んでおくアイテムです。
袱紗には結婚式のような慶事用と、慶弔両方に利用できるものがあります。
大きく赤、黄色、オレンジのような暖色系は慶事用、青、紺、茶色のような寒色系は弔事用です。
この中で濃い紫色は慶弔どちらにも対応できますので、袱紗をひとつ持つなら濃い紫色がおすすめになります。

傘の選び方

葬儀は雨天でも開催されるため、雨天時は傘を差して参列します。
傘の色も黒や紺、デザインは無地が推奨され、派手なものは避けるべきです。
派手なものしか持っていない場合には、コンビニで売っているような透明なビニール傘がよいでしょう。

アクセサリーはつけていいの?

原則としてアクセサリーはつけません。
ネックレスやサングラス、ファッションリングはマナー違反です。
例外は結婚指輪で、結婚指輪だけはつけても大丈夫です。
腕時計については、以前は他のアクセサリーと同様につけないものでしたが、近年は目立たないものなら許容されることが多くなりました。

髪型やひげはどうする?

髪やひげは清潔感があればよいでしょう。
何より、急な葬儀では理髪店や美容院に行っている時間もありません。
ただ、派手な髪色にしている人は時間があれば、ヘアスプレーなどで落ち着いた色にするものよいでしょう。
ひげも伸ばしてはいけないわけではありません。
ただ、不潔な印象を与える場合もありますので、手入れはしておくべきです。

葬儀には礼服で:マナーある参列を目指しましょう

葬儀には準礼服にあたるブラックスーツでの参列がマナーとなります。
通常のビジネス用のブラックスーツですと、意外にも目立ってしまうため、1枚きちんとしたものを用意できていると安心ですね。
手配がむずかしい場合には、レンタルも視野に入れながら、参列の際の服装マナーを抑えていざと言う時にお役立てくださいませ。

納得のいくお葬式にするために、事前相談をお薦めしております。

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